IPS スタイル
Ivoclar Vivadentのメタルセラミックスの歴史は、1976年に始まりました。
デジタル化と金属の高騰により、コバルトクロム合金に注力され、様々な金属が市場に流通する中、Ivoclar Vivadentでは、アナログから3Dプリントを含むデジタルで製作される金属まで対応するメタル築盛用陶材、IPS スタイルを開発しました。
対応金属のCTE値
13.8 – 15.2 x 10-6/K (25-500℃)
幅広い金属に同じステップで使用可能です。金属により、使用材料を変える煩雑さもありません。
高いぬれ性と低収縮
オペークと築盛陶材のぬれ性が向上し、マージン部の引けが改善されるだけでなく、収縮を抑えることで、何度も築盛を繰り返す手間もありません。金属上にボンダーを使用する必要もなく、作業を時短可能です。
詳しいステップは、使用説明書を参照ください。
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“ハッ”とする鮮やかな発色
新規開発した針状結晶のオキシアパタイトは、光透過性をコントロールして修復物に輝きを持たせます。この結晶は、オペークに多く含有し、深みのある輝きを実現し、修復物を鮮やかな発色へと導きます。
また、この結晶により、焼成毎の明度や彩度の変化を心配することはありません。
一度お試しいただくとそのパンチのある輝きを実感いただけます。
IPS e.maxセラムを築盛するように築盛
初心者からエキスパートまで
二ケイ酸リチウム、酸化ジルコニウムに築盛できるIPS e.max セラムと共通に使用できるビルドアップリキッドとステイン材 IPS イボカラーで経済的にご使用いただけるだけでなく、シェードコンセプトを統一することで、IPS e.max セラムを築盛するように作業可能です。
シェードの組み合わせは、IPS スタイルのカタログを参照ください。
➡︎カタログはこちらから
IPSスタイルは、IPS e.max セラム同様、コンデンスも必要最低限。難しい水分コントロールも築盛初心者がエキスパートと同じように築盛できるように考慮されています。
焼成スケジュール